初めに水槽をどこに置くか?はとても大事なことです
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。
千日がアクアリウムをはじめるにあたっては、1カ月くらいは情報収集に費やし、万全の体制で水槽の立ち上げをしたんですが、それでも『こうしておけば良かった…』という反省はあります。
水槽は一度水を入れると動かすのはとても大変だからです。
水が入ったまま動かすのはまず無理です。90㎝水槽なら100キロを超えます。無理に動かすと水がこぼれますし中のレイアウトもめちゃくちゃになってしまいます。
多くのサイトやブログは水槽の中については詳しく書いてるんですけど、初めに水槽をどこに置くかについては、極めてアッサリしてます。
- 直射日光の当たらない明るい場所
- 電気製品から極力離す
水槽をどこに置くかは極めて重要です。特にマンションだとほぼピンポイントでココしか無いという場所になります。
西日の当たる場所はNG
直射日光が入らないのに明るい場所??
別に明るくなくてもいいです。むしろ暗い方が良い位です。
ポイントは直射日光が水槽に当たらないという点です。一般的には苔が生えるからと言われてます。
しかし特に海水アクアリウムでは苔以上の理由があります。
海の生物にとっての大敵は高水温だからです。また安全な温度でも昼夜の温度差は生体を弱らせ、病気を誘発します。
直射日光は水温を上昇させますのでこれを避けるようにすることが大事です。
そんなこと言われたらもう置く場所が無いよ。
ならば東からの直射日光はまだ耐えられます。しかし西日だけは当たらないようにしましょう。早朝は気温が最も下がる時間ですので、水温の上昇を抑えることが出来ます。
西日はアクアリウム(特に海水)にとって最悪です。
正午から午後2時、3時にかけては、最も気温が上昇します。その時間帯に直射日光が当たるのは最も水温を上昇させる要因になるからです。
寝室もNGです安眠を妨害します
幻想的なアクアリウムを眺めながら眠りにつく…イイじゃん!
と思われるかもしれません。
しかし
アクアリウムの器具は意外と音を発します。常にモーターの『ウーン』という音が鳴っています。
この音は、あまり意識しないかもしれませんが、安眠を妨害する音なんです。
加えて水槽用のクーラーを設置した場合、夜中でも断続的に『ヴィ〜ン』という結構大きな作動音が鳴ります。水槽用クーラーはいわば小型の室外機のようなものです。
特に夫婦で一緒の寝室である場合は、パートナーから苦情が出るリスクは大きいですよ。
電気製品から離す
電子回路は錆びに弱いです。海水水槽に限らず電気製品一般から離して設置するのは、基本です。
その理由は故障を防止するだけではありません。
電気製品が故障した時、水槽が原因でなくても水槽が犯人にされてしまうからです。
それを予防する意味で電気製品一般から十分な距離を置いて水槽を置きましょうね。
メンテナンスの作業スペースを確保する
水槽の後ろには上半身が入る位の空間を空ける。これは配管やクーラーなどの器具の点検やメンテナンスをしやすくする為です。
適切なメンテナンスが水槽の安全性を上げます。千日はこれで失敗して水漏れを見過ごし、新築マンションのフローリングに黒いシミを作りました;^_^A
これについての記事はマンションでアクアリウムを始める時は水漏れに注意! - 千日太郎のアクアライフをどうぞ。
海水水槽の置き場所の実例
右のベランダは東向きです。壁を背にしてますし、カーテンを閉めれば直射日光を遮ることが出来ます。
左にテレビがあります。ちょっと近いかなー;^_^A
でもここ以外に無いんですよね。