千日太郎のアクアライフ

千日太郎が海水アクアリウムの始め方、海水魚とサンゴの上手な飼育法を初心者向けに分かりやすく解説します

冬の海水アクアリウムは乾燥による比重の上昇に注意

冬場は乾燥しているので海水の比重が上がりやすいです

どうも海水アクアリウム初心者の千日です。海水アクアリウムをはじめた頃は良く比重を測ってましたが、慣れるとあまり測らなくなりますよね。
 
しかし、飼育水の比重は水の蒸発とともに確実に上がっていきます。それは初心者も熟練者も関係ないんですが、つい忘れてしまうんですよね。
 
2015年11月14日
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小型水槽は水量が少ないので蒸発による影響を受けやすいです

  • 11月8日の比重1.024
  • 11月14日(今日)の比重1.025
千日の海水水槽は30cm×30cm×40cmの小型水槽です。上記のように約1週間で0.01比重が上昇しました。海洋生物はユックリした比重の上昇にはある程度耐えます。
 
しかし、一定まで上がるとさすがに調子を崩します。
どこまで耐えるか?
生体にもよるでしょうが、それを調べるのは恐いですのでご勘弁を。
 
寒くなったきたら、マメに比重を測った方が良いですね。私はブログを書いているので、ネタを考えてて比重のことを思い出しました。思い出してラッキーです(^^)
 
ブログはアクアリストにオススメです。
 

隙間無く水槽にフタをしても蒸発は止められません

千日はイエローヘッドジョーフィッシュの飛び出しを防止するために水槽には隙間無くフタをしてます。が、下の写真のようにスキマは有ります。
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隙間を出来るだけ無くすように、フタと管の間をスポンジをサランラップで包んだもので埋めているんです(手前のやつです)。しかし隙間はありますよね。
 
こういう所から水蒸気になった水は逃げて行きます。もちろんフタをしないと、もっと蒸発していくでしょうね。
 
 

プロテインスキマーの海道河童から足し水する

足し水は真水を足します。出来れば足し水は飼育水と水温を合わせた方が良いですね。水温を合わせるコツについては過去記事アクアリウム冬の水換えで注意すること 湯沸し器のお湯はNG - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるをどうぞ。
 
飼育スペースに直接真水を注ぐのは危ないです。混ざっていない真水は生体にストレスとなります。オーバーフローシステムの水槽なら濾過水槽に真水を足すようにしてると思います。
 
千日のように小型水槽を外部濾過システムで維持してる人はプロテインスキマーから真水を注ぐようにしましょう。プロテインスキマー海道河童は上のカップを外すだけで筒から真水を注ぐことが出来ます。
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筒の部分はタンパク質の汚れがこびり付く所です。千日はいつも真水を注ぐ前にティッシュで筒の内側を拭き取ります。プロテインスキマーの清掃も兼ねてます。
 
ドバッと入れては、ダメですよ。チョロチョロ入れましょう。
 

400mlの真水を足したら比重はどれだけ下がった?

  • 入れる前1.025
  • 入れた後1.024弱
バッチリ下がりましたが、コレは早すぎです。1週間かけて0.01上がったんですから、少なくとも2日位かけて元に戻すのがベターです。
 
  • 急激な変化を与えない
  • ユックリジワジワ
これが海水アクアリウムのコツなんですよね。せっかちな男は女のコにモテませんよ〜、なんて私には言う資格無いんですけどね(^_^)a
 

以上、千日のブログでした。