水換えの頻度を決定する方法
どうも千日です。前回の水換えが2015年3月10日ですので10日経ちました。初心者も熟練者も皆がやってる水換えを行ないます。
ライフコーポレーションの無料RO純水を汲みに行き…。
最近のリビングのアクアリウムの調子について
水換え後ガラス面に苔が目立って来るまで、かなり間が開くようになって来た感じです。この海水水槽復活プロジェクトの定点観測開始が今年の初め(2015年1月2日)でした。約2ヶ月半前です。
海水アクアリウムのゼロからの立ち上げでバクテリアが安定し始めるのに約3ヶ月(淡水は1ヶ月)と言われています。初心者の為のアクアリウムのこどわざ&格言まとめ(前編) - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える
我が家の小型水槽(30×30×40)は立ち上げではありませんが、崩壊寸前までバランスを失いかけた状態から安定するまでにかかる期間としても妥当な線なのでしょう。
水換えのプラス面とマイナス面を理解しましょう。
水換えのプラス面
汚れた水を新しく清浄な水に交換することです。限られた水量で人口的に作られた水槽内の環境では、天然の海と同じ濾過サイクルを再現できません。
水槽で繁殖するバクテリアが分解しきれなかった老廃物の成れの果てである硝酸塩や繊維質は、物理的に取り除かないと蓄積して行くのみです。
水換えのマイナス面
汚れた水と一緒にせっかく殖えたバクテリアが取り除かれてしまうことです。代わりに足される水はほぼ100%清浄な水ですが、バクテリアは0%です。
バクテリアの繁殖スピードを超える量と頻度で水換えを継続すると、いつまで経っても水槽は安定しません。逆効果となってしまいます。
程よいさじ加減の量と頻度は?
- 一度の水換え量が多過ぎてもダメ、少な過ぎてもダメ
- 水換えの頻度が多過ぎてもダメ、少な過ぎてもダメ
初心者ならどうすりゃいいの?と思いますよね。これはアクアリストの永遠のテーマです。ちょっと考えても
- 幾らの水槽のサイズで
- どんな濾過装置で
- どんな生体を
- どんなサイズを
- どんな組み合わせで
- 餌の頻度は
上記の要素で最適な水換え量と頻度は変わって来るのです。この世に一つとして自分と同じ環境の水槽は無いというのがアクアリウムです。
しかし、先人のアクアリストの経験則によって、一定の適切な量•頻度の範囲というものは存在します。
- 一度に3分の1から半分
- 一週間から一ヶ月に一度
千日は崩壊寸前のバクテリアバランスを正常なものに戻すために、少量を小まめに交換する方針で行きました。
一度に3分の1を週一回
- 既存のバクテリアをある程度生かすため、一度に沢山の水を換えない
- 汚れのスピードに追い付くため、水換え頻度を多めに設定する
今回はこの方針が適切であったと考えていいでしょう
もしも、完全に崩壊していると判断していれば半分の水を何日か連続で交換して水を完全に入れ換える方法を採ったでしょう。
このように、水換えの量と頻度は水槽の状態を見て判断します。最終的には『自分が継続出来る』頻度に調節して行きます。
千日の場合はまず一度に3分の1を1週間に1回から始めました。一度に換える水量を固定して、少しずつインターバルを長くしていくようにします。現在は10日に1回です。
なおガラス面に苔が繁殖してくるまでの間が汚れのスピードの目安です。
最終的には一度に3分の1を2週間に一回にしたいと考えてます
2015年3月20日 アクアリウム全景
一月前に悩まされたシアノバクテリアはほぼ姿が見えなくなりました。