カーリーが繰り返し出る場所ってありますよね
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。このブログはアクアリウム初心者の千日が失敗を水槽写真とともに公開し、そこから得た教訓をご紹介するブログです。
昨日コハナガタサンゴが白化し始めたのでレイアウトを移動しました。
正直な話この場所にどんなメリットがあるかわからなかったのですが…
この場所は良いという確信が持てました
ヒントはカーリーです。ちょうど先月カーリーを駆除したほぼ同じ場所から又カーリーが出て来ました!その場所は昨日千日がコハナガタサンゴをレイアウトした場所なんです。
カーリーはイソギンチャクの仲間で正式名称はセイタカイソギンチャク(学名アイプタシア)です。
サンゴと同じく体内に共生させた褐虫藻が光合成をして、その栄養を貰い自らもその触手でプランクトンを捕食してます。
カーリーの殖える場所は同時にサンゴにも適した場所
そこはちょうど、過去にコハナガタサンゴをレイアウトしてすこぶる調子の良かった場所なんです。
そして先月カーリーを駆除した場所にまたカーリーが姿を現しました。
駆除には失敗しましたが、この場所がサンゴにも適した水流と光量の場所であるというヒントを提供してくれたのです。
水流は直接目に見えませんし、その加減についても物言わぬサンゴから聞くことは出来ません。厄介者のカーリーですが、このようなレイアウトのヒントになることもあります。
カーリーを駆除します(動画)
それでも駆除の対象です。こちらはカーリーの発生場所とその駆除の様子を撮影した動画です。
カーリーの駆除にはレッドシーのアイプタシアXという薬剤を使用しました。サンゴに影響が無いので、千日の小型のサンゴ水槽でも活躍してます。
アイプタシアXの使い方
- 水流を起こす器具の電源を切る
- アイプタシアXの容器を良く振る
- 付属の注射器に適量のアイプタシアXを吸い込ませる
- ゆっくりとカーリーの口盤にアイプタシアXをかけていく
- カーリー全体が隠れるくらいに薬剤をかける
- そのまま最低15分は水流を起こさずに置く
- アイプタシアXは飼育水に触れるとネットリするので15分経過後、水流が起こっても舞い散ることはありません
カーリーが殖える場所をサンゴで塞ぐ
将棋のことわざで『相手の打ちたいところへ打て』というのがあったように思いますが、それにちょっと似てますね。
そういう意味でサンゴのレイアウトは将棋やオセロに似た所がありますね。始めはスペースさえあれば置けそうな気がしますが、本当に置ける場所は意外に少ない、というかシビアです。
追記
イエローヘッドジョーフィッシュの頭に出来たコブのようなデキモノは5日という驚異のスピードで自然治癒しました(笑)。
2015年6月15日撮影した頭のコブ
2015年6月20日撮影
後頭部のアップ
薄っすらと白い跡が残ってますが、治ったと見て良いでしょう。いったい何だったんでしょうか?
結果オーライです( ^ω^ )