水槽にカーリーを発見しました
前回の水換えが2015年5月3日ですから6日しか経っていません。最近は水換えして3日位でガラス面にコケが出るようになってきたんです。バクテリアのバランスが崩れてきたのかも…
最近ハードチューブ(写真右の花のようなゴカイの仲間)とスリバチサンゴ(左から二番目の黄色いガウディの構造物のようなサンゴ)を立て続けに追加しましたので濾過能力を一時的にオーバーしているかもです。
ついつい濾過能力をオーバーするまで生体を追加してしまうのは初心者にありがちなミスですね。気を付けなければ…
- イエローヘッドジョーフィッシュへの餌を減らす
- 水換えのインターバルを短くする
対応を取りたいと思います。単独飼育は水が汚れ易くなった時にエサを減らす対応が取りやすいんです。
複数飼育だと弱い個体にエサが回らなくなりますが、単独だとどんなに気弱な魚でもその魚が頂点です。
例によってスーバーの『ライフ』に行って無料のR.O純水を汲みにいき…水換えの手順についてはこちらの過去記事をどうぞ。初心者向けに基本的な所から解説してます。
カーリー(セイタカイソギンチャク 学名アイプタシア)を発見しました
我が家の海水水槽の5mm程のカーリー(セイタカイソギンチャク 学名アイプタシア)
カーリーというのはアクア界での通称で、正式名称はセイタカイソギンチャク、学名はアイプタシアといいます。
カーリーはイソギンチャクの仲間です。体内にサンゴと同じ褐虫藻を共生させており、光合成と触手から取り込むプランクトンを栄養素としてます。
サンゴ水槽でカーリーが駆除の対象となる理由
特にサンゴ水槽でカーリーが厄介者として駆除の対象となる理由は以下の3つです。
- 醜い見た目
- 強い刺毒性
- 驚くべき生命力と繁殖力
1については、人によって見方が違うと思いますが、問題は2と3です。強い刺毒性を持っており接触したサンゴを弱らせます。そして驚くべき生命力と繁殖力で水槽内に増殖していきます。
特に千日のような小型水槽のアクアリウムでは大敵となります。まだ小さいからといって甘く見ていると痛い目を見るでしょう。
カーリーは潰しても破片から再生します。また危険を感じると小さな子株を放出して次世代に命を繋ぎます。下手に刺激すると逆効果になります。
カーリーの適した環境はサンゴと似通っており、しかも生命力は遥か上ですから放置していたら増えて行くだけです。物理的に駆除する他に有効な手だてはありません。
リビングの小型アクアリウムのカーリー
ちょうどハードチューブの管がライブロックから突き出している根元部分に居ます。この場所は外部フィルターの水流がガラス面にぶつかり、跳ね返って、水槽全体に水流を起こす位置です。
まだ小さな個体ですが今後、子株を放出されたら水槽のあちこちにカーリーが増えるでしょう。
ライブロックには大なり小なりの厄介者が付いて来るものです。それらは水槽内だから厄介者なんですが自然界では必要な生き物です。
おそらくハードチューブへ与えたエサの残りを摂取して大きく成長し、本日発見されたのだと思います。
長くなりましたので、駆除については次回の記事にしますね。
次回記事こちらです
エサに反応して水面まで取りに来るがビビってすぐ巣に逃げ帰るイエローヘッドジョーフィッシュの動画