ジョーフィッシュに餌を与える愉しみ
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。
最近は原因不明の口唇部の外傷によって(かどうかも分からないんですけど)巣から出て来なくなったイエローヘッドジョーフィッシュに1日に1回ピンセットで餌を与えています。
それと水換えは週に1回、今の所は休まず出来ています。さすがに週一で水換えをしていると水槽のコンディションは良いですね。
我が家の水槽は間接照明です
最近の水槽の全景です。
いつも正面からのアングルなので今日は下からあおる感じで撮影してみました。ジョーが身体の4分の3位出してますね。最近やっとこの位出て来るようになりました。
水槽はリビングの片隅に置いてあるんですが、夜水槽の照明をタイマーで点灯しますので天井のシーリングライトは点灯しません。
文字を書いたり、細かい作業をするには暗すぎますけど、テレビを見たりするのには充分な明るさの間接照明になります。
下からあおるように撮ると30㎝×30㎝×40㎝の小型水槽でも迫力がでますよね。もうちょっと極端に下から撮影してみました。
いい感じです( ^ω^ )
片方の照明も消すと、リビングに幻想的なキューブ状の珊瑚礁が浮かび上がります。結構下からのアングルは好きです。ジョーフィッシュの視点もこんな感じなんだろうなぁ…
なんて思いを馳せると、思いのほか時間が経ってしまい、プチ浦島太郎になってしまいます(⌒-⌒; )
ジョーフィッシュへのピンセット給餌動画
話が脇道に逸れました。何かにビビって普通に水面に餌を落としても巣から出て来なくなったので、ピンセットに餌を摘んで巣の前でユラユラさせ、おびき出して食べさせてます。
最近は巣から4センチ位は出て来るようになりました。始めは巣のすぐ前でもなかなか食べなかったので、ずいぶん進歩しました。
その動画です。
まだ恐る恐るという感じですね、焦って結構食べ損ないます。
ジョーフィッシュが食べに来る時にエサを挟んだままだと取りにくいので巣の前で開いています(エサは粘着性があって暫くはくっ付いてます)。
動画にもありますが、何故か餌の無い方に食いついたりするんですよネ。彼が何を考えているのか、イマイチ分かりません。
魚だからバカなんでしょ
なんて思われるかも知れませんけど、一年以上前に餌付けの為に利用していたスポイトの形状を記憶していて、ガラスの外からスポイトを近づけると食いつこうとする程に記憶力が良いんですよ。
その時の記事海水アクアリウム 小型水槽で海水魚を餌付けする。イエローヘッドジョーフィッシュの場合。動画あり - 千日太郎のアクアライフの写真です。スポイトはガラスの外から近づけています。
まさか、餌が理解出来ていないとは思えません。ひょっとして視覚か嗅覚に異常があるのか…?
しかし物言わぬ彼らの状況は分かりません。毎日観察して、微妙な変化を見逃さないようにしないと…
水槽には直接手を入れない方がいい
いちいちピンセットで餌を摘んで与えるのって面倒だろうなと思ってたんですが、意外と楽しいので苦になりませんね。
この為に48㎝の長いピンセットを購入したのもあると思います。直接の理由は手の雑菌を入れないようにする為なんですが、手が濡れないだけでもかなり違いますね。
特に日焼け止めは海水を汚染するので注意です
日焼け止めが海水に溶けて流出すると、ビーチ周辺の環境が悪化する事が最近の研究で明らかとなっています。
日焼け止めが日焼けを防止する仕組みは、液体で分散させた酸化チタンや酸化亜鉛のナノ粒子が紫外線や可視光線を反射するため日焼けが起こりにくくする原理です。
この酸化チタンや酸化亜鉛のナノ粒子が日光に晒されると、水や酸素を電離・分解して、最終的には多くの生物に有害な過酸化水素を生成します。
この過酸化水素が1gの日焼け止めで1時間に海水1リットルあたり463nmolの量生成され、これは海水に生息する海洋性の植物プランクトンに対して有毒な濃度だそうです。
植物プランクトンは食物連鎖の最も基盤的な存在であり、ここが影響を受けると言う事は生態系全体に影響が伝播するということです。
うっかり手を入れてしまい一斉にサンゴが調子を崩し、危うく崩壊しかけたなんていう怖い話もありますよ。これから陽射しが強くなると日焼け止めクリームを塗る人も多いと思いますので、注意が必要です。