海水魚の驚くべき自然治癒力
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。イエローヘッドジョーフィッシュの口に異変!犯人はカニか?写真で解説 - 千日太郎のアクアライフでイエローヘッドジョーフィッシュの上唇が負傷してエサを取りこぼしてしまっているというブログを憶えておられるでしょうか。
最近はトラブル続きの千日のアクアリウムです………しかし!
ジョーフィッシュの口の傷は何か知りませんが治ったみたいです。
よかった^o^
YouTubeで動画を公開してます
前のような違和感は無くなっているように思います。僅か数日で治ってしまいました。スゴイ治癒力です!
一方ストレスにはめっぽう弱い
水槽の位置を動かしてから巣の中に隠れている時間が長くなったので、ちょっとそこは心配なんですけど、ジョーフィッシュの身になってみれば…
ある日地面が動いて周囲の景色が変わったストレス
そりゃあビックリするでしょう。大事件です。魚って意外と知能が高いんですよ。ウチのイエローヘッドジョーフィッシュは一年前の導入の頃に使ったスポイトの形状を憶えていて、今でも水槽のガラスの外からスポイトを近づけると食いつこうとします。
ガラスの外からですから、匂いではなくスポイトの形状とここからエサが出てくることを複合させた記憶を一年持続させているということです。
ある日地面が動いたという記憶もまた持続しているのだと思います。用心深くなって当然といえば当然なんですよね。
水が汚れていることのストレス
二つのサンゴが調子を崩して日に日に溶けていましたので、飼育水は相当汚れていました。油膜も張ってましたからね。
- 飼育水が汚れているとストレスになります。
- 油膜は水面から酸素が溶けこむのを妨げるので酸欠のリスクを上げます
調子を崩したサンゴは一昨日、処分しました。調子を取り戻していってほしいと思います。
海藻の働き=メリット
サンゴが調子を崩す一方で海藻の成長スピードは加速しました。
おそらく、サンゴを養分に伸びたんだと思います。海藻は伸びすぎると邪魔になるんですけど、メリットもあります。
- 汚れ(主にリン酸)を吸収してくれる
- 光合成で酸素を作る(ただし、夜は酸素を消費します)
- プランクトンの隠れ家になり、魚のエサだけでなく、生物相を厚くして有害な生き物の爆殖を防止する
最近は伸びすぎて邪魔ではありますが、完全に取り除くことはしないで、サンゴや底砂に這っていこうとするヤツだけ間引くようにしています。
海藻は魚の落ち着ける環境作りに一役かっているんです(多分)。
蓋をトントンと叩いてからエサをやると魚は記憶します
話をジョーフィッシュに戻しますね。
前からやってるんですが、エサを落とす前にフタをトントンと指で叩いてからエサを与えてます。魚はこの音を記憶します。
鯉の池でお金持ちのおじいさんがやってるイメージですが、これをすることで早く巣から出てきて取りこぼしなく餌を食べてくれます。
楽しいだけでなく、小型水槽で食べ残しを少しでも減らして濾過能力に余裕をもたせる意味で、お勧めですよ。
面白がってトントンしてエサをやらないと、それも記憶するので、トントンしたら餌をやるようにしてください。