千日太郎のアクアライフ

千日太郎が海水アクアリウムの始め方、海水魚とサンゴの上手な飼育法を初心者向けに分かりやすく解説します

海水水槽のオールインワン水槽のメリットとデメリット

これから海水アクアリウムを始めるなら一体型か一つ一つ揃えるか?

千日が初めてアクアリウムに興味を持ったのはリビングのインテリアとしてでした。現在の海水水槽に至る前には淡水で水草を育てていました。
リビングの美しいネイチャーアクアリウム、水草水槽
海水アクアリウムにかかる手間と知識は淡水よりも多いです。飼育に必要な器具を過不足なく揃えるのは初心者にはなかなか難しいかもしれません。
 
もし、インテリアとしてこれから海水水槽を始めたいなら、最も失敗のリスクが低く抑えられるオールインワン水槽がお勧めです。
 
千日が初心者ゆえに犯した失敗のうち半分位はオールインワン水槽であれば回避出来たと思います。
 

オールインワン水槽のメリット

オールインワン水槽とは飼育に必要な器具が過不足無く水槽に内蔵されている水槽です。
  1. 無駄な器具、オーバースペックな器具を買ってしまう失敗が無い
  2. 設置に失敗して水漏れさせてしまうリスクが低い
  3. 配管や配線が極力見えないスッキリした見た目
  4. 安価なものから高級感のあるオシャレなものまで予算に合わせて選べる

1.千日は買ったものの使わなかった器具は結構あります

オールインワン水槽はソコソコの値段しますが、一つ一つ吟味して揃えても、無駄なものを買ってしまうので結局は大して変わらないです。
 
例えば、海道システムのような安価で信頼性のあるオールインワン水槽ならば、全く同じスペックのアクアリウムを自分で作るより遥かに安上がりです。
 

2.千日は淡水アクアリウムで配管の隙間からの水漏れでフローリングを黒カビで変色させました

水がしみこんで変色したフローリング
配管の隙間から滲むような水漏れもあります。フローリングがカビて黒ずんでしまいました。妻が私の海水アクアリウムの趣味に良い顔をしない理由の一つでもあります。
 
オールインワン水槽であれば、配管はほぼ出来上がってます。別売りのクーラーを設置する部分以外で水漏れする可能性はゼロに近いです。
 

3.スッキリした外観ですし水槽の中も人口物が殆ど見えません

この千日の水槽周りはゴチャゴチャ感ありますよね。
ごちゃごちゃした海水水槽の回りの配管と配線
一体型のオールインワン水槽なら配線も配管も水槽の背面や下部でまとめられて外観はスッキリします。
 
千日のレイアウトは人口物が殆ど見えませんが、ここまで目立たなくするには、結構な試行錯誤と工夫が必要です。
小型サンゴ水槽を正面から撮影した。
一体型のオールインワン水槽なら隠さなくても、始めから何も無いんです。
 

4.安価なものから高級感のあるオシャレなものまで幅広く選べる

価格と信頼性の海道システム水槽
海道システムはその信頼性とコストパフォーマンスでは群を抜いています。水量約36リットルというコンパクトさでオーバーフロー(正確にはサイドフロー)の濾過システムです。
  • 海道システム
  • ヒーター
  • 水槽用クーラーとホース
  • LED照明
これだけ買えばサンゴと海水魚を飼育する為の器具は全部揃います。器具の総額は10万円を切ります
 
メーカーは老舗のカミハタです。千日もプロテインスキマーはカミハタの海道河童を愛用しています。
 
難点を言えは、オシャレじゃないことと、小型なので飼育出来る生体が限定されること位ですね。
 
高級感のレッドシー 
レッドシーマックスは見てのとおりのカッコよさです。見た目も高級感があります。130リットルの大型水槽です。お金持ちのリビングが再現出来ます。
 
これがあればあとは水槽用クーラーを買うだけで、ショップに売ってる海洋生物の殆どは飼育することが出来ます。
 
このセットならあと必要なのは水槽用クーラーだけですね器具だけで25万円〜という所でしょう。
 

オールインワン水槽のデメリット

ほぼ死角の無いオールインワン水槽ですがデメリットもあります。
  • 内蔵されている器具が壊れた場合、その故障した器具だけ交換することは難しい
  • 一つ一つ試行錯誤しながら揃えて行き、自分だけのアクアリウムのシステムを構築するという楽しみは奪われる
これらのデメリットをどう考えるか、という所でしょう。
 

以上、千日のブログでした。