調子を崩したサンゴがレイアウト変更で復活
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。調子を崩したサンゴがレイアウト変更で一命を取り留めました。
初心者が初心者に向けて書く海水アクアシリーズ、どうか生温かく広い心でお願いしますm(_ _)m
カクオオトゲキクメイシが溶けていないということです\(^o^)/
タイトルは「サンゴ礁の花火」です。緑と赤の二色の花火に見えませんか?端っこにカクオオトゲキクメイシが写ってます( ^ω^ )
レイアウト変更の3つのコツ
Ⅰ. ショップでのレイアウトに近似した場所
Ⅱ. 同じグリーン系のサンゴの近く、かつシアノバクテリアの近く
Ⅲ. プロテインスキマー海道河童(大)の吸水の近く
Ⅰ. ショップでのレイアウトに近似した場所
ショップでは水面の近くの端っこで、水流が直接当たらない、奥まった所にありました。
Ⅱ. 同じグリーン系のサンゴの近く、かつシアノバクテリアの近く
サンゴの色はサンゴそのものの色です
同系色のサンゴが好む光線は似ている。
また、シアノバクテリアは藍藻ともよばれる真正細菌です。海水水槽では赤くべっとりした見た目と臭いで水槽の厄介者として嫌われる傾向があります。
千日の水槽では激しい戦いの末、シアノバクテリアとの共存の道を見出しました。その経緯については記事末尾の過去記事へのリンクからどうぞ。
過去記事より『忍び寄る紅い影』シアノバクテリアの写真
リン酸を吸収し、光合成をし、酸素を作ります。その適応環境はLPSサンゴに似ているんです。ということは…
シアノバクテリアがコロニーを作る場所はサンゴにとっても良い場所。
そこで、パステルグリーンのタコアシサンゴ(アフロヘアーのようなサンゴ)の隣でかつシアノバクテリアの隣にレイアウトしました。
Ⅲ.プロテインスキマー海道河童(大)の吸水の近く
仮に狙い通りに行かなくても、水槽内の環境を悪化させるのを未然に防ぐことが出来ます。
また、吸水の近くであれば水は動いてますので止水域ではないですから、サンゴが酸欠になることはありません。
以上を踏まえて再度上から見た写真を見て下さい。
その通りになっていますよね。
Ⅰ.水槽上部の端っこです。
Ⅱ.パステルグリーンのタコアシサンゴの隣、濃い赤色はシアノバクテリアです。
Ⅲ.黒っぽいパイプはプロテインスキマーの吸水パイプです。
まとめ
なお、このレイアウトはタコアシサンゴに近すぎますので接触のリスクは高いです。タコアシサンゴの毒性は最強クラスですので、もしケンカしたらカクオオトゲキクメイシはひとたまりもないでしょう。
背に腹は変えられないのでこうなってます。
今の所は大丈夫なようです。カクオオトゲキクメイシがあまり大きく膨らまないからこそ成立しているレイアウトです。