我が家の小型水槽のサンゴが白化しはじめました
どうも海水アクアリウム初心者の千日です。
我が家の海水水槽のコハナガタサンゴが白化し始めました。イエローヘッドジョーフィッシュの頭のコブは原因不明ながら、さほど深刻ではありませんがこちらはまあまあ深刻です。
このブログは初心者の千日が自分の失敗を洗いざらい水槽写真とともに公開し、そこから得た教訓をご紹介するブログです。皆様の生温かい目と広い心が更新の糧ですm(_ _)m。
サンゴの白化とは
2015年6月15日撮影
コハナガタサンゴを時計に見たてて、7時と8時の位置の共肉が白くなっていますね。このようにサンゴの色が抜けて白くなる現象を『白化』(はっか)又は『白化現象』(はっかげんしょう)と言います。
サンゴの白化の原因
サンゴと共生している直径0.01mmほどの褐虫藻がサンゴから抜け出してしまうことが原因です。
褐虫藻は光合成をして栄養素を作り、サンゴはその養分を貰って生きています(共生)。なので、褐虫藻がこのまま戻らないとサンゴは栄養不足で死んでしまいます。
褐虫藻自体の色は文字通り褐色です。サンゴの美しい蛍光色はサンゴ自身の色で、強過ぎる太陽光から褐虫藻を保護しているという説があります。
まあまあ深刻な状況ということがお解り頂けたと思います。
白化はどうしたら治る?褐虫藻が出て行った原因
褐虫藻が出て行く原因は大きく分けて二つです。
- 環境が褐虫藻に合わなくなった
- 共生するサンゴが死にかけている
他のサンゴは元気ですので水槽の環境自体には問題なさそうです。ということは消去法でコハナガタサンゴが死にかけているということになります。
コハナガタサンゴが死にかけている原因は?多分レイアウトです
2015年2月10日撮影
元気な時はここまで大きく膨らんでいました。2月までとの最も大きな違いはレイアウト場所です。
現在のレイアウト
2015年2月ごろのレイアウト
今のレイアウトに移動させた理由は、タコアシサンゴ(蛍光グリーンのアフロ)の影になってしまったからです。
他に場所を考え無ければなりませんが、小さな水槽ではなかなかスペースがありません。スペースが無いのであまり調子は良くないことは分かっていながら今日まで来ました。
しかし白化が始まったということは、このまま行くとコハナガタサンゴは(おそらく)死ぬだろうということです。
レイアウトを変えるしか無い
レイアウトを変えることはサンゴにとってストレスでもあります。さらに弱ってしまうかもしれません。諸刃の剣です。
しかし、白化は『今の場所は確実にダメ』ということですから、一か八かやってみるしかありません。
レイアウト変更後
2015年2月の時の位置に近い所に移動させました。ビックリして縮こまってますねσ(^_^;)正直なところ、この場所にどんなメリットがあるのか分かりません。まさに一か八かです。
今後コハナガタサンゴに注目して定期的に撮影を続けたいと思います。