昨日の不調が嘘のように回復したサンゴの謎
まあ見て下さい。昨日の不調は何だったの?と聞きたくなるようなカクオオトゲキクメイシの復活です。
ちなみにに昨日の同時刻の写真
24時間で復活したというより、サンゴにエイプリルフールを仕掛けられたようなものです。ほんとにヤキモキさせられました。
幸い病気では無かったということです。何が原因かはわからずじまいでしたね。初心者ならずともたまーにこういうことはあります。備忘的に発生時の状況と可能性を箇条書きしておきます。
状況
- 3月29日に水槽用クーラーを掃除
- 3月31日に3分の1を水換え
- 4月1日に異常に縮む
- 水温24.4度 比重1.024
- 他のサンゴ、生体に異常なし
- 4月2日けろっと治る(今ここ)
初心者なりに、原因を分析してみたいと思います。
可能性①水槽用クーラー清掃で外部フィルターの水流が急に強くなり、そのストレスで縮んだがすぐ慣れた
多分違いますね。それだったら水槽用クーラーを掃除した直後から縮んでしまうはずです。
可能性②水換えの時に作った水の温度か比重が飼育水とだいぶ違った
これも違いますね。それだったら他のサンゴも調子を崩すでしょう。水質変化にはコエダナガレハナサンゴの方が僅かに敏感だと思います。
可能性③コエダナガレハナサンゴのスイーパー触手による攻撃を受けた
可能性はあります。しかし水流の向きを考えるとメタリックグリーン方のカクオオトゲキクメイシの方が攻撃を受けやすい位置なんです。
可能性④単なる気まぐれ
なんだかんだでこれかな?人騒がせなサンゴです(汗)
全景です。左の方に違和感を覚えます。
なんと、コハナガタサンゴがずっこけてますw
ずっこけるコハナガタサンゴの下に見えるケヤリムシ
というのは冗談で、下からの水流によって共肉がまくれあがっているんですネ。サンゴの土台に白い曲った管があってその先にフサフサが付いている生き物が見えるでしょうか?
コハナガタサンゴに付いてきたケヤリムシというゴカイの仲間です。フサフサはエラで、これで呼吸と海水から栄養補給しているそうです。
面白い生き物ですね、サンゴやライブロックを買うとたまに付いて来ます。こういうのも海水アクアリウムの愉しみです。
ずっこけてたコハナガタサンゴを起こし、水流でめくれ上がらないように少し角度をつけて置きなおしました。
調子を崩した原因も復活した原因もわからずじまいですけど一件落着…まいっかf^_^;)お騒がせしました〜。