初心者が失敗しないためのことわざと格言(後編)
飼育編
腹3分目じゃなく1分目
餌の説明書き通りの量はやり過ぎです。パッケージにはだいたい3分で食べ切る位に与えるように記載してます。しかし普通、餌付けが出来ていれば餌を水面に落とした瞬間に食べてしまいます。
飼育する生体の胃袋の大きさを推定して餌の量を決めましょう。恐らく1分以内に食べ切る量になると思います。
購入した餌を使い切るのは諦めましょう。餌が酸化する前に使い切れるのはショップを営んでいる人位だと思った方がいいです。
水換えに勝る薬なし
生体が調子を崩す原因は様々ですが、餌を食べない等、目に見えて調子を崩した時は既に手遅れであるケースが多いです。
魚の病気には薬浴という手法がありますが、元の水槽に戻すとすぐに再発する場合があります。
そのような場合は、生体が既に弱っており、抵抗力が無くなっているのです。これは、そのようなケースに当てはまる言葉です。
また、病気の予防という視点からも高度な濾過システムよりマメな水換えが有効という、アクアリストの経験則です。
スマホを叩いて買う Part2
アクア用品は、割としょうもないものでも結構な値段します。ショップで買う前に電気屋さんやホームセンターで同じようなものは無いか、自作出来ないか調べてみましょう。
電気屋さんやホームセンターの方が安いもの
- クリップライト(但し電球は専用のものがいいです)
- タイマースイッチ(決まった時間に毎日オンオフする機械)
- バックスクリーン(ホームセンターのカラーの発泡スチロール板)
- プロテインスキマー(但し能力は低めになります)
- ライトスタンド(見た目はオシャレでは無くなります)写真は千日作のライトスタンドです。結局買ったのと変わらない材料費なのは秘密です。ライトはグラッシーレディオのリーフパープルという色のタイプです。
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転ばぬ先のスペアのヒーター
ヒーターは重要な生命維持装置ですがいつか必ず寿命が来ます。二つ同時に壊れることは無いので、スペースが許せば二つ付けておくことをお勧めします。
私は小型水槽なので付けていませんが、スペアのヒーターを買ってます。海水水槽なら海水を作る時に使いますが淡水の水槽の方は新品を置いておくことをお勧めします。
以上、アクアリウム初心者でも知っていると水槽のトラブルを事前に回避出来たり、無用の出費を抑えられるコツでした。
ビギナーの方の参考になれば幸いです。前編もあります。よろしければ読んでみて下さい。
以上、千日のブログでした。