千日太郎のアクアライフ

千日太郎が海水アクアリウムの始め方、海水魚とサンゴの上手な飼育法を初心者向けに分かりやすく解説します

ライブロックとサンゴのレイアウト変更に便利な100均グッズを紹介

100円ショップの商品は意外と使えるものが多いですね

前回の水換えが2015年2月14日のバレンタインデーでしたから6日経ちました。明日でも良いんですが、日曜日はまさかの休日出勤のため、土曜日のうちにやってしまいました。
 
例によって『ライフ』という名のスーパーマーケットへ無料のRO水を汲みに行き…。
 

今日はライブロックとサンゴのレイアウト変更をやります

ライブロックの組み方とサンゴの置き方は初心者にとっては具体的に何が正解か、迷うポイントですよね。
  • 今のライブロックの組み方だとサンゴを置くスペースが少ない
  • コエダナガレハナサンゴ(別名タコアシサンゴ)をより高い所に置いて、これから追加するサンゴの安全を確保したい 

現在のレイアウトの問題点を解説します

全体(正面から)
小型のサンゴ水槽のレイアウト変更前
上からのアングル
上から見るとサンゴが影になっているのでレイアウトを改善する
  1. 緑色のアフロヘアーのようなコエダナガレハナサンゴ(別名タコアシサンゴ)の真下にサンゴを置くスペース(枝状のライブロック)が有るのですが影になっています。これではせっかくのスペースが死んでしまいます。
  2. 赤い座布団のようなコハナガタサンゴの向かって右側に立てた板状のライブロック目隠しになって右側からコハナガタサンゴが観賞できません。
 

レイアウトの変更案

  1. 緑色のアフロヘアーのようなコエダナガレハナサンゴを少し奥側の上に移動させる
  2. 枝状のライブロックの上に目隠しになっている板状のライブロックを寝かせるように置く

小型水槽でのレイアウト変更の難しさ

ライブロックのレイアウト変更ではその上に置いているサンゴをその位置からどかせる必要がありますが、小型水槽ではどかしたサンゴやライブロックを置くスペースがあまり無いのです。
 
サンゴを外にだすわけにはいきません。サンゴは空気に触れると弱ってしまいます。
 
ライブロックは短時間なら問題無いですが、水槽から出す時に潮が垂れるという別の煩わしさがあります。
 
こんな時、水槽内に棚があればなぁと思いますね。
 

臨時の棚を作ってしまいましょう

100円ショップで売ってる台所用の小物置き棚です。多分シンクのトビラに引っ掛けて使うものですね。
レイアウト変更に便利な100均グッズ、台所用の小物置き棚
これを水槽の内側に引っ掛ければ、臨時の水中棚の出来上がりです。コストは税抜き100円というスグレモノです。普段使わない時はアクア道具入れになってます。
 

出来ました(≧∇≦)

全体(正面から)
レイアウト変更後の小型のサンゴ水槽。オーバーハングによってダイナミックな印象になった。
板状のライブロックが大きくせり出したことで、前よりもダイナミックな印象になったと思いませんか?(自画自賛)
また、サンゴを置く為の大きなスペースが出来ました。
全体(右側から)
レイアウト変更後の小型のサンゴ水槽。色んなアングルからサンゴが見えるようにした。
コハナガタサンゴも右側から見えるようになりました。
 

レイアウト変更は期間を開けて少しずつやりましょう

今回のレイアウト変更を時系列に並べますと…
2015年2月11日
コエダナガレハナサンゴの導入
2015年2月20日
今回の模様替え
 
このように始めから最後まで約10日かけてやりました。ビギナーの陥りやすいミスとして、調子の上がらないサンゴに対して頻繁にレイアウトを変更してかえって弱らせてしまうというのがあります。
 
サンゴは急な環境の変化で調子を崩しますので、移動させる際には、計画的に幾つかの段階に分けて、間を置きながらやってあげるのがオススメです。
 
2015年4月26日の動画

以上、千日のブログでした。