シアノバクテリアの繁殖の経過を写真で確認します
まあ、まずはこれを見て下さい
2015年1月11日日曜日(お鍋のオタマ作戦直後)
おそるべし、シアノバクテリア(藍藻)の繁殖力!
相手にとって不足はありませんね。放置すると恐らくあと一週間程でこの状態に戻るのでしょう。
緊急作戦会議を招集します
私A「これで、水流が強くなるから前よりゴミが底に溜まりにくくなるはずだな」
私B「仮に溜まったとしても、前とは溜まる場所が変わるだろうから、やつらのコロニーへのリンの供給が絶たれる」
底砂の交換は諸刃の剣
私C「底砂の交換は?」
私A「底砂の交換はせっかく形成されてる底砂中のバクテリアのバランスを崩す恐れがある諸刃の剣だぞ」
私B「うむ『底砂はいじるな』というのが海水水槽のセオリーだ」
私C「底砂の中の水のリン酸濃度を測定してみない?上の方の水と比較して底砂のリン酸濃度がどれ位高いか比べるんだ」
私AB「ほう!」
リン酸濃度を測定します
リン酸濃度は天然海水では0.06mg/lです。珊瑚礁域ではさらに低い0.01mg/lです。サンゴ水槽ではほぼゼロが望ましいのです。
まず上の方の飼育水を測ります
目盛りが見えないアングルとなってますが0.03mg/lの色です。少しひいき目になってるかもしれませんが、天然海水の0.06mg/lよりはリン酸濃度が低いと言えるでしょう。しかし、珊瑚礁域の0.01mg/lよりは高い濃度です。
底砂中の飼育水をスポイトで採取し測定します。
色が濃いのは底砂中の水で、わずかに濁りがあるためです。濃度が高い程青みが強くなるので、青みの程度で判断すると0.06mg/lほぼ天然海水と同じ濃度です。
私C「想像してた程には差が出なかったね」
私B「そうだな、最もリン酸濃度が高いと思われるシアノバクテリアのコロニー付近でも天然海水レベルということだ」
私A「底砂の交換は見送ろう。リスクを冒してまでやる程、底砂は汚れてない」
私C「だね、今いるコロニーは見逃す?」
私AB「いや、それは無い。断じて見逃さん」
これを何度か繰り返しながらリン酸濃度を下げる、兵糧攻めで行こうと思います。
現在の水槽
イエローヘッドジョーフィッシュ(名前は未だ無い)は隠れてましたが餌で釣ってパチリ。